2ヶ月遅れの来日。それでも前へ。ミャンマーから日本へ、介護福祉士を目指す留学生の挑戦

こんにちは。
ミャンカラエージェンシー株式会社です。

今回は、ミャンマーから日本へ留学し、
介護福祉士になるという目標に向かって介護学校で学んでいる、一人の学生をご紹介します。

日本で介護を学ぶためには、専門的な知識だけではなく、
授業を理解し、実習先や利用者さんとコミュニケーションを取るための日本語力も欠かせません。

彼女もミャンマーで日本語を勉強し、介護を学ぶための準備を重ねてきました。

しかし、日本でのスタートは予定通りにはいきませんでした。

本来であれば4月から始まるはずだった学校生活。

ところが日本への入国が予定より約2ヶ月遅れ、周りの学生よりも遅れてのスタートとなりました。

それでも今、遅れた時間を取り戻そうと、学校での勉強とアルバイトを両立しながら毎日頑張っています。

今回は、そんな彼女の日本での生活と、私たちが行っている来日後のサポートについて、写真とともにご紹介します。

介護福祉士を目指して、
ミャンマーから日本へ

彼女は今年、ミャンマーから日本へやってきました。

目的は、日本の介護学校で学び、
介護福祉士を目指すこと。

母国を離れ、言葉も文化も生活習慣も違う日本で勉強する。

口で言うのは簡単ですが、本人にとっては人生の大きな挑戦です。

「学校の授業についていけるかな」
「日本でちゃんと生活できるかな」
「アルバイトと勉強を両立できるかな」

初めて日本へ来る留学生には、たくさんの期待がある一方で、それ以上にたくさんの不安があります。

だからこそ私たちは、

日本に来てもらったら支援は終わり

ではなく、

日本へ到着してからが、本当のスタート

だと考えています。


約2ヶ月
遅れて始まった日本での学校生活

彼女の学校生活は、決して順調なスタートではありませんでした。

本来、介護学校は4月から始まります。

しかし今回、日本への入国が予定より遅れ、実際に日本へ来ることができたのは約2ヶ月後でした。

つまり日本へ到着した時には、すでに学校の授業は進んでいます。

知らない土地。
慣れない日本での生活。
そして、周りより遅れた状態から始まる学校生活。

本人にとって、大きなプレッシャーがあったと思います。

それでも、

「遅れたから仕方がない」

ではなく、

「遅れた分を取り戻そう」

と毎日の勉強に向き合っています。

私たちも、そんな姿を見るたびに応援したくなります。


介護を学ぶために必要な日本語力

日本で介護について学ぶためには、日本語力も非常に重要です。

介護の仕事では、

利用者さんとの会話。
職員さん同士の情報共有。
介護記録。
学校での授業。
専門用語。

さまざまな場面で日本語を使います。

彼女も日本へ来てから勉強を始めたわけではありません。

日本の介護学校で学ぶという目標を持ち、ミャンマーにいる時から日本語を勉強してきました。

今回の進学にあたっても、
JLPT N2レベルの日本語力が求められる環境の中で準備を重ねてきました。

日本へ来るまでにも努力があり、
日本へ来てからも努力が続く。

私たちが普段見ているのは日本で生活している姿ですが、その後ろには、ミャンマーで積み重ねてきた時間があります。


学校とアルバイト。
遅れを取り戻す毎日

現在は介護について学びながら、アルバイトにも取り組んでいます。

学校に通って、
授業を受けて、
日本語を勉強して、
そしてアルバイトへ行く。
日本人の学生でも大変な生活です。

ましてや彼女にとっては、日本語が母国語ではありません。

授業で分からなかった言葉を調べたり、
生活の中でも日本の習慣を一つずつ覚えたりしながら毎日を過ごしています。

さらに今回は、
来日が遅れた約2ヶ月分を取り戻さなければなりません。

それでも学校とアルバイトの両方を頑張っています。

でも、

毎日学校へ行くこと。
分からないことを覚えること。
アルバイトへ行くこと。

その一つひとつの積み重ねが、将来の介護福祉士につながっていくのだと思います。


自転車通学も、最初は一緒に

日本人にとっては何気ない
「学校まで自転車で行く」
ということも、初めて日本で生活する留学生にとっては簡単ではありません。

どの道を通ればいいのか。
どこを曲がればいいのか。
自転車はどこを走るのか。
雨の日はどうするのか。
どのくらい時間がかかるのか。

知らない街では、すべてが初めてです。

そこで今回は、私たちも一緒に自転車で通学ルートを確認しました。

実際に道を走りながら、

「ここを曲がる」
「ここまで来たら学校はもうすぐ」

と一つずつ確認していきます。

地図を渡して、

「ここだから行ってきてね」

だけではありません。

本人が一人でも安心して学校へ通えるようになるところまで、一緒に確認します。

これも私たちが大切にしているサポートの一つです。


電車の乗り方から、
ご近所への挨拶、役所の手続きまで

日本での生活には、学校以外にも覚えなければならないことがたくさんあります。

例えばアルバイト先までの電車移動。

日本に住んでいる私たちにとって、

駅へ行って、
切符やICカードを使って、
電車に乗り、
乗り換えて目的地へ向かうことは日常です。

でも、日本へ来たばかりの人にとっては違います。

路線も違う。
駅名も読まなければならない。
乗り換えもある。
電車の種類もあります。

そのため、アルバイト先までの電車の乗り方についても実際に同行して確認しています。

それだけではありません。

新しい住まいへ引っ越した際には、
近所の方へのご挨拶にも同行しました。

さらに、日本で生活するために必要となる役所での手続きなども一緒に行っています。

学校を紹介する。
仕事を紹介する。

それだけでは、日本で安心して暮らすことはできません。

生活そのものを少しずつ一人でできるようにしていく。

そこまでが、来日後の大切な支援だと私たちは考えています。


少しずつ
「日本で暮らす」
が日常になっていく

最初は何をするにも初めてです。

役所へ行く。
電車に乗る。
自転車で学校へ行く。
近所の方へ挨拶をする。
スーパーで買い物をする。
アルバイトへ行く。
学校で授業を受ける。

そんな「初めて」が、
一つずつ「いつものこと」に変わっていきます。

最初は一緒に行っていた場所へ、一人で行けるようになる。

最初は分からなかった日本語が分かるようになる。

最初は不安だった生活が、少しずつ自分の日常になっていく。

こうした変化を見ることができるのも、私たちにとって嬉しい瞬間です。


日本へ来てもらうことが
ゴールではありません

外国人材や留学生の支援というと、

「日本へ連れてくること」
「学校を紹介すること」
「働く場所を紹介すること」

に目が向きがちです。

でも、私たちはそれだけでは十分ではないと考えています。

知らない国で暮らすということは、仕事や学校以外の時間もすべて新しい環境で過ごすということです。

だからこそ、

自転車で学校まで行くルートを確認することも。
アルバイト先まで一緒に電車へ乗ることも。
役所へ同行することも。
引っ越した後にご近所へ挨拶することも。

一見すると小さなことですが、本人が日本で安心して生活するためには大切なことです。

そして、こうした一つひとつの経験を積み重ね、

やがて私たちが同行しなくても、

自分で学校へ行き、

自分でアルバイトへ行き、

自分で日本での生活を送れるようになる。

それが本当の意味での「日本で暮らす」ということなのだと思います。

約2ヶ月遅れて始まった彼女の日本での生活。

まだスタートしたばかりです。

これから学校で介護についてたくさん学び、
実習を経験し、日本語もさらに上達していくと思います。

大変なこともたくさんあるでしょう。

それでも、この経験の先に、

「日本へ来てよかった」

と思える未来が待っていてほしい。

そしていつか介護福祉士として、
日本の介護現場で活躍してくれることを楽しみにしています。

これからも一緒に頑張っていきましょう!


ミャンマー人材・留学生の
受け入れをご検討の皆様へ

「外国人材を受け入れたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「日本語力は大丈夫?」
「来日後の生活支援はどうすればいい?」
「役所や住居、移動手段まで企業側で対応しなければならない?」

外国人材や留学生を受け入れる際には、
採用・入学だけでなく、その後の生活についても
さまざまな不安があると思います。

ミャンカラエージェンシーでは、
ミャンマーと日本をつなぐだけではなく、
日本へ来てから安心して生活できる環境づくりまでサポートしています。

人材の受け入れやミャンマー人材について
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

一人ひとりが日本で安心して学び、働き、生活し、

受け入れる側にも、

「迎えてよかった」

と思っていただける関係づくりを、これからも大切にしていきます。

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